「昭和史の10大事件」から [本]
去る3日は「文化の日」だった。69年前憲法が公布された日だった。
図書館より「昭和史の10大事件」半藤一利・宮部みゆき 著 を借りて来ました。
二人は高校の先輩・後輩の関係だそうです。二人はあの激動の昭和時代のどんな出来事から、、、10大事件を選んだのだろう?そしてそれらについてのどんな対談があったんだろうと興味を誘われました。
二人の選んだ事件には、あっそうかあれもかと頷いたりでした。二人が選んだ、それぞれのなかからの10大事件の5番に「憲法第九条」があり、これは半藤一利氏の選んだなかでの6番目にあった「新憲法公布」昭和21年11月3日からだと思います。二人は、憲法をこのまま守っていけるかどうか? 憲法を変に解釈だけ変えて、、、ほんとうに国を守れるか心配になると、、、、、。
わたしは「憲法はアメリカの押し付けだ」と言われていることに反対で気になっていました。以前、戦後に新憲法づくりに取り組んだ日本の関係者・学者たちの姿を映画でみたことがあり「おしつけ」ではなく、あの人たちの草案が生かされていると思っていました。この本で戦前の昭和3年(1928年)に日本は世界と「不戦条約」(ケロッグ・ブリアン条約)というものを結んだ。それには「締約国は国際紛争解決のため戦争に訴えることを非として且つその相互関係に於いて国家の政策の手段としての戦争を放棄することをその各自の人民の名に於いて厳粛に宣言する」とありアメリカなどの大国は全部が参加していた。この条約の言葉は、憲法九条の一項「、、、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」に通じていると、、、。
これらは、GHQが提示してきた原案を日本側に上記のように直した。そして、九条二項は日本人がつけたと、、。
日本は戦前の世界との条約に誓った不戦を新憲法に明記し、決して「アメリカからの押し付けではない」ことに
ますます確信を得られました。この憲法は日本の命です守ります!。
- 作者: 半藤 一利
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2015/08/24
- メディア: 単行本
世界のブランド 戦わない国の9条
これをいとも簡単に変えて普通の国になりたがる・・・
とても、意識が低いと感じます。
どこかの都合によって変える憲法はいけないですね。
頑張って保持したいです
by majyo (2015-11-06 19:42)
majyoさん
憲法を活かした社会をつくらないとですね。
by えんや (2015-11-07 17:43)
憲法9条は
世界遺産です。
by ファルコ84 (2015-11-07 22:02)
ファルコ84さん
ほんとにそうですね、誇りです。
学校で毎朝 読んでほしいですね。
by えんや (2015-11-08 20:56)
ナチスと組んだのはどこか、
太平洋戦争を始めたのはごこか。
そして、時の軍事政権は国内外で、
どれだけの人を犠牲にしたか。
9条を守り、反省し続けなければなりません。
by tempest17 (2015-11-14 13:14)
おはようございます。
拙ブログへのコメントありがとうございます。
少なくとも、法治主義の考え方からすれば「解釈」を「情勢」に応じて変えることは不健全であると思います。主権者たる国民の判断を仰ぐべきでしょうね。
by 讃岐人 (2015-11-15 10:50)
tempest17さん 日本も歴史から素直に学ばなければ
と思います。ドイツのようにね。
by えんや (2015-11-15 20:14)
讃岐人さん ありがとうです。
姑息なことをせず、堂々と国民に問うべきだと、、、同感です。
自分が憲法では独裁ですね、独裁はいらんです。
by えんや (2015-11-15 20:17)