第3回サンドアートジャパンカップ」が開催された [地域・社会]
朝夕、日毎に秋を感じられて来ました。暑さ寒さも彼岸でしょうか?
今年で3回目の砂像製作の全国大会がありました。
会場のキボッチャ
9月4日~6日までの3日間、「第3回サンドアートジャパンカップ」です。
今年も宮城県東松島市野蒜の防災体験型宿泊施設の「KIBOTCHA(キボチャ)」の敷地内で
1日8時間3日間で24時間かけて高さ、幅、奥行き各1.8㍍の作品を製作します。砂は近隣の
町の山砂を使用、1体あたり約6トンを使用、製作には水のみ混ぜるとのことです。
また完成した箇所から糊を吹きつけ表面をコーティング、長いもので2年間も屋外で展示され
た実績もあるそうです。
出場者は秋田、千葉、愛知、高知県などから10人でした。
1位に秋田県の保坂俊彦さんの「螺旋」、2位には3年連続出場で初入賞を果たし
た愛知県の西井利子さんの「雲烟過眼」、3位は高知県の「歴史に残る日本庭園」
が選ばれました。
1位の保坂さんは東松島市の地域おこし協力隊員として秋田県から来ています。
大会の企画者である保坂さんは「来年からは裏方に回って全国の砂像制作者ら
が集まる場としてさらに大会を広めたい」と言ってました。
「キボッチャ」は、旧野蒜小学校(あの東日本大震災時に多くの住民が避難し津波に
あった校舎)で今は防災教育の施設として活用されています。
作品は風雨などで壊れる12月ごろまで展示されるそう、是非ご観覧をして下さい。
1位 螺旋 保坂俊彦さん
2位 雲烟過眼 西井利子さん(愛知県)
3位 歴史に残る日本庭園 武政登さん(高知県)