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核廃棄物処理場・1/2 [地域・社会]

2007年11月に本格的運転がされるものとは?そして現地の人々は、、、今
"青森県六ヶ所村での再処理工場とはなんだろう。"
ドキュメントリー映画から学んでみよう!「六ヶ所村ラプソテイー」を観て来ました。
1986年6月、、、再処理工場から廃液を排出する場の海域調査があり機動隊と海上保安庁の護衛のなかで強行されたと、、、

地域ぐるみの農民や漁民の建設反対への叫び・運動がありました。しかし仕事がない仕事場が無い、、、それでも生活がある、家族が生きるために、、、人々は、お金と権力の前に少しずつ少しずつ砂上の城のごとく足元が崩れ、、、あっという間に崩れ去った?
、、、これが人間の性なのでしょうか?

そして20年、、、漁民は漁業権を金に換えていった、、、今は仕事はなく、核燃に反対しては仕事がない、、、子供たちの就職のためにも、、、と口を噤んだ貝になっていった、、、そして「汚染がない廃液なら、、、3キロ沖合いまで配管せずに、岸から流せば金もかからない」のに、、、と今でも言う漁民、、、。

漁民のお母さんが「お母さんたち一生懸命だったんだよ。反対、反対って、、、はははは。
力不足だったよなって思うよね」と笑いのなかからも、諦めと弱者の無力感が痛々しい、、
工場の建設は終り、そこから去る人びとの新たな雇用の場の確保が深刻になって来たとのこと。

イカ釣り漁民だった人が、、、使用済み核燃料の受入作業者として働いています。
、、、3枚もの重ね着(被爆用)をしての作業で夏期は大変だろうと思った、また、「中身がわかってきて、一番怖いと思うのは、、、内部被爆があるのね、、、まあ、放射線管理室を信じて、、、信じての作業だから。」と言ってたが、、、
「仕事がないから今これがあるおかげで、、、子どもがいれば、、、めし食わせるためには、、、どんな仕事だってするし」、、、と言ってた。実感ですね、都会と違って地方には働く場がないいんですよ解ってもらえるかな?

本格的直売会場で野菜の生産者が「工場がに運転するようになると毎日放射能が少しづつ出る、、安心してすすめられる最後の野菜になるかもしれない、」と言っていた、、、

そして客が「私らの孫子のことを思えば、絶対事故起きるんだから人間のやってることだからねえ、怖いよお」とも、、、


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和法

えんや様へ。
はじめまして。トラックバックの送信ありがとうございました。8月で40歳を迎える和法と申します(都内在)。
ぼくが六ヶ所に関心を持つようになったのは、
ことしに入ってからです。チェルノブイリや劣化ウラン弾の被害には関心がありましたが、原子力による被曝、日本のエネルギー、原発にはあまり関心を持たずにいました。鎌仲さんの映画からは、六ヶ所村のことは私たち一人ひとりへの問いかけ、という気づきを得られました。このことを大切にしていきたいと思っています。
鎌仲さんの前作『ヒバクシャ』はDVDが出ていますので、ぜひご覧になってください。
都内の上映会では20代の若い子たちが観に来ています。少し心強い気がします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
by 和法 (2007-03-12 00:20) 

えんや

和法さん コメントありがとうございました。11日に映画を観てきました。
人間身近でことが起きなければ「他人ごとに」思うは仕方ない面もありますね、でも、この”核・廃棄物”は恐ろしい、、、人類史上在ってはならないモノでしょう、、、事実を知り、理解し、みんなで”どうするか?”考えてゆきましょう。
by えんや (2007-03-12 23:12) 

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