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刈羽原発とIAEA [地域・社会]

今回での中越地震での柏崎刈羽原発での揺れは、2004年時の10倍もあったそうで東京電力は、この2004年時の地震で大丈夫だったから「、、、原発の耐震性は問題ないと過信していた、、、」と言ってるそうです。(反省ですね)

 また、その後の地震デ-タから、2~5号機では放射能漏れにつながる原子炉圧力容器や燃料集合体、主要配管などの重要な機器の損傷を起こしかねない地震波の周期帯があったそうです。
 (大惨事にならずよかったですね)
 
 また、使用済み核燃料貯蔵プ-ルのそばで働いていた協力会社の2人が地震時にこのプ-ルから放射能を帯びた水が溢れ身体にかぶっていたことが、その後の聞き取り調査で明らかにされました。
 (病院には行ってないそうです、大丈夫なんでしょうね)
 
 そしてまた、この刈羽原発の不具合個所は今日まででなんと1263件にもなるが修理はほとんど進んでいないとのことです。(あたり前でしょう、、、そんな時期でないでしょう?)

 来日したIAEAの調査団は、今日・6日から原発での現地調査に入りました。
「、、、世界最大の原発での地震被害をありにままの状態で調査し、国際社会が共有できる教訓を導き出すことが目的だ、、、」とのことです。

政府は当初IAEAからの調査入りに対して拒否して来ました、しかし、現地新潟知事からのIAEAの調査団の受け入れ賛成・要望(国際的な権威ある調査や風評被害の防止からの、、、)から、政府も受け入れることにしました、、、。(、、、しぶしぶ、、、だったんでしょうね)

、、ともすれば、隠蔽に走る電力会社とそれを擁護する政府の消極的な報告・開示に対しIAEA調査団の事実からの科学的・客観的な調査報告を見守りたいと思います。
しかし、肝心な要所での調査は、、、クレ-ンの重大な損傷、、、何時になることやらでまだまだ先がありますが、、、期待したいです。


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yokonozo

おっかないことに、
こんな不安定で危険なシロモノの処理を、
人力に頼って処理をする場面が多いんですよね。

作業をしている最中に、ある程度の時間がたつと、
交代のブザーが鳴るそうですね。
それ以上とどまって作業を続けると、被爆量が基準をこえるそうで、
次のグループにタッチするそうです。

火力発電をなくして、クリーンな原発を。という主張に、
ワタシはうなづけないひとりです。
by yokonozo (2007-08-07 10:56) 

えんや

科学がどんなに進歩しようが、機械化が進みロボット化されようが、、、まだまだ確実な操作、保守、修理、、、は予期せぬ事態を予期・予知でき対応できるのは人間だと思います、、、。世界は原油高、、、温暖化、、、云々から原発建設が言われ来ています、、、。あまりにも短絡的発想だと思います。原発が連続的に運転されるためには表ざたされない陰で恒常的に膨大な温暖化ガスが排出されていると言われています、そして排出される核燃料からのゴミの再処理工場運転のために温暖化ガスはまた留まることなく排出されるでしょう、、、なにより危険な廃棄物は海に空へと放出・放流されます、、、なんかくどくなったが原発に実態を正直に知りこれでいいのかとみんなで考えてみたいですね、また日本の不夜城は必要なのかってもね、、、。
by えんや (2007-08-07 21:49) 

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