ふつうの原発で何故？プルトニウムを燃やす？

 

 

 

 

 

 



過日、”どうして「燃料がウランのふつうの原発」でプルトニウムを燃やすの？”　をききに行った。

－－プルサ－マルの必要性をめぐって－－
講師　：　原子力資料室共同代表　　伴　英幸氏

プルサ－マルは資源節約にならず、コストが高く、核拡散や安全面での危険性が増すことから、必要性は全くないと冒頭に言われた。

プルサ－マル計画は、プルトニウムの利用政策が破綻した結果として出てきた。
、、、そうだよな、高速増殖炉の「もんじゅ」でのナトリウム漏れからの事故、、、原発が運転されてる限り原発からの核ゴミは出てるし、、、国内外の核ゴミ再処理からはプルトニウムが出てくるし、、、

高速増殖炉で燃やす予定、、、破綻、、、普通の原子炉と高速増殖炉は同じではない、、、でもここで燃やさないと国際的にも問題にされる、、、そこでだ、、、乏しい実証試験なるものを大げさにして、、、ふつの原発で燃やすのも国策なんでしょう？

「世界的にみてもほんとに実証例が少なく、安全性を担保できるまでに検証されないまま日本では積極的に推進されてることは大きな疑問」だと講師は言われた。

世界的に自然エネルギ－の有効活用が推し進められているが、疎い我が国は、、、政策・国策、電力事業者、原発プラント施行者等の強力な後押しのみが聞こえて来る、こんなことで安全・安心は得られるだろうか？

 

コメント 6

xml_xslさん　ナイスありがとうございます。
by えんや (2009-05-19 20:40) 

yokonozo　さん　ナイスありがとうございます。
by えんや (2009-05-19 20:41) 

・・柏崎も運転再開後にトラブル停止してましたよね。それでも安全らしいですから、原子炉発電問題ってのは、人間の理解を超えてると思います。プルサー形式に変わった伊方原発には、早速、他国の廃棄燃料が集まってきてるらしいですけど、近隣住民によるデモも起こってます。

・・以前の原発より危険度が増してるような気がしてなりませんです。

by グッピー (2009-05-20 23:55) 

核燃料のことは無知なのですが、使用済み核燃料（プルサーマル？）ってすごく高温なんですってね。冷まさないと地中に埋めることもできないとか聞きました。で、いつ冷めるのかというと、何百年？何千年？どちらか忘れましたが、とても年月がかかるとか・・・。

そんなもの使ってまで、燃料確保をしなくてももっと地球に優しく、危険でない方法があると思うのですが・・・。
by 楓○ (2009-05-21 11:20) 

グッピー　ナイス・コメントありがとうございます。
今の科学力では人間の手に終えない極めて危険性の高い物質がプルトニウムだと言われています。
このコントロ－ル出来ないものを、ウランを燃やすしている普通の原子炉で燃やす、、、プルサ－マル、、、
ヒユ－マンエラ－は避けられません、隠蔽体質の原発現場を知り尽くして来た原発地域での住民の関心は大変なものと聞きます。
by えんや (2009-05-21 22:29) 

楓○　さん　ナイス・コメントありがとうございます。
エネルギ－としての電力は不可欠なものです。
この電力に対しての国際的指向いや現実的なものとして
自然エネルギ－利用、取りわけ太陽、、、風力、、、に向けての発電プラントが急速に建設されています。
我が国も、ようやく重い腰を上げようとしてきています。
危険な原発、、、プルトニウムを燃やす、、、先ず中止して欲しいです、地下に埋めるという高放射物廃棄ゴミは数万年に渡って有害放射線を放出し続けると言われています。
その為にも、原発のゴミを再処理を先ず止める必要があると思います。
by えんや (2009-05-21 22:42)